YAMAHA VSS-100

YAMAHA VSS100

フリマで見つけて買っちゃいました。2500円。
「サンプリングができる安物鍵盤」として、CASIOのSKシリーズにやや先駆けて発売されたVSS-100。
4ビットの超ローファイサンプリングで、入れる音みなボッコボコ。
SKシリーズは、サンプリングした音をポリフォニックで演奏できましたが、これはモノフォニック。
カールコードのマイクが未来っぽくて素敵ですが、背面にはライン端子もあります。
試しにmicroKORGからボコーダーをサンプリングしてみたら面白い感じでした。なんかで使おう。

ポータサウンドとしての性能は、同時期に出ていた「ショルキー」SHSシリーズなんかと似たような感じ。
FM音源の安いプリセットが、却って今使えそう。
ポータサウンドらしく自動伴奏機能を搭載していますが、サンプリングした音を自動伴奏のベースに使える機能が面白いです。


フリマで買っただけに使用感バリバリなんですが、サンプリング用のマイクに「YMO」っていうシールが貼ってあって泣けます。
前オーナーが、どんな夢を見てこの楽器を買ったのかが手にとるように判ります。
こうなったら、私が前オーナーの夢を引継ぎ、いやサンプリングして、このVSS-100でYMOを弾きまくりたいと思います。