KORG DDD5

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2台目のリズムマシン。多分87年に購入@サウンドスタッフ(豊橋の楽器屋さん)。


DX7、CZ-101、S-10と買い揃え、着々とグレードアップしてきたシンセ周りの機材に比べ、どうも弱かったリズム関係(DDM110)。
友人のRX21をサンプリングさせてもらったりしていたものの、やはりもう少し良いリズムマシンが欲しい、と思っていた頃に登場した、DDDシリーズの廉価版です。定価は69800円だったと記憶しております。
当時流行っていたゲートキック/スネアを内蔵*1した上に、パターン内で各音色のピッチを自由に変えられる機能にノックアウト。なぜなら当時の私はシーケンサーを持っていなかったから。
プリセットのスラップ・ベースやアゴゴを上手く使って、シーケンサー代わりにするのが、当時定番の使い方。最近のリズムマシンには大抵ベースのプリセットが入っているけど、このDDDシリーズが走りなのではないでしょうか。
この価格で、ベロシティ対応のパッドを持っていたのも、KORG良く頑張ったね、という感じです。


高3の文化祭で、ポリスの「King Of Pain」という曲をやった時に、イントロ部分をDDD5で打ち込んで使ったり、当時の豊橋豊川のアマバン連中10人ほどで結成した「人生」のコピーバンド*2で全面的に使用したり、社会人になってから入った、歌謡曲を演奏するパーティーバンドのライブで、「流星のサドル」という曲のティンバレスを鳴らしたり。なんかこうやって書いてみると、ややカッコ悪い使い方をしたような気がします。


Bootsy Collinsのアルバム「What's Bootsy Doin?」のある曲に、このDDD5のデモ演奏がまるっとサンプリングされています。初聴時に大変笑いました。



経年劣化でボタンの接触が悪くなる度合いが、KORGの楽器には多い気がします*3。私が使っていたDDD5も、いまでは殆どのパッドが無反応になってしまいましたが、大変気に入って使っていた機材です。

*1:なんだか最近はすっかり『内臓』と書いてもOK、という流れになってるけど、私は最後まで抵抗したい。

*2:「脳淋水産省」というバンド名でした。黒歴史...

*3:練習スタジオに置いてあるKORG M1で、ボタン接触が良いものを見たことがありません。