メロディオンとmicroKORG

SUZUKI M-37

嫁が最近買ったSUZUKIのメロディオン、M-37を少し触らせてもらい、その鍵盤の質感が良いのに驚く。
カチカチと沈んで、打鍵していて気持ち良いし、黒鍵には傾斜と丸味があって、セクシーだとすら思う。

かたやmicroKORGの鍵盤ときたら、フニフニしてて打鍵感に欠けるし、使用頻度の高い鍵盤と低い鍵盤で重さが全然違ってるし、ついでにベロシティ・カーブが自分の打鍵と合わなくて、打ち込んでて修正が多数必要だし(演奏が下手、という事実は棚に上げます)。セクシーというよりはセックスの事を考える童貞中学生男子のような鍵盤だと思う。

よく、「ミニ鍵盤は打ち込み用のスイッチに過ぎない」とか言う人いるけど、メロディオンの鍵盤は絶対スイッチじゃない。楽器そのものだ。
スイッチと呼ばれてしまうのは大きさの問題じゃなくて質感のせいなんじゃなかろうか。

microKORGの見た目と音に惚れ込んでいるだけに、この鍵盤だけが惜しい。だから、誰かmicroKORGメロディオンの鍵盤付ける改造してくれないかなあ、なんて妄想バルーンを浮かばせる夜でございます。