LCDゲーム リズQ+4

リズQ

イロモノに突入する私の機材日記。5/30(日)にファミレスにて630円(税込)で購入したばかりの最新機材です。
これは、「ダンレボ」みたいな音ゲーをちっこくしたようなやつで、外箱には「迫力のサウンド」と謳われています。
プレイできる曲は全9曲。*1

  • 01.ボレロ
  • 02.チャチャチャ
  • 03.ディスコ
  • 04.ファンキー
  • 05.ヒップホップ
  • 06.R&B
  • 07.シャッフル
  • 08.テクノ
  • 09.トリップ*2



まず、所謂「音ゲー」ってのは、クラブカルチャーをゲーセンに持ち込もうとしたものなわけですよね?そうすると1面2面が「ボレロ」に「チャチャチャ」ってのはどうなんだろう、という疑問も感じつつ、それでもかつて「サイモンガー&ファンク」というファンクバンドをやっていた私が「04.ファンキー」を聞かずにいられるわけもなく、衝動的に購入してしまったわけですよ。


かくして購入した本機、そりゃもうすぐ電源入れましたよ。
「ドカカカ、ドカドカ!ドカカカ、ドカドカ!」

(音は折を見てアップします)
電源投入と同時に鳴り響く歪みきった超ローファイビート。一応PCMみたいですが、ローファイプロセッサーで4Bitくらいにした上でディストーションをかけたような荒々しいサウンドです。さすが「迫力のサウンド」。音量調節はありませんが、「Sound」ボタンでミュートは可能。
どうやら上記の野蛮なビートが1面の「ボレロ」らしいです。早速ゲームをはじめてみます。
ゲーム自体はよくある、スクロールしてくる矢印が特定位置に来たら、該当する方向キーをタイミングよく押すスタイル。それはいいのですが、タイミングの測定方法がまったくもって謎で、何が「Perfect」で何が「Miss」なのか判らないうちに1面が終了します。
そして、面クリアに成功すると、成功の音楽が流れるのですが、これが「ランバダ」。しかも14小節も聞かされます。何かを成し遂げたことが、これほど嬉しくないのも珍しい。
次の面に入ると、曲が一応変わるのですが、ゲーム内容に変化はなし、というか、曲中のなにかのタイミングと、ボタンを押すタイミングは全く関係がないので、サウンドをミュートしててもやることはいっしょです。もっと言うと、どの曲も同じような歪みきったビートが延々続くだけだし、説明書にプリントされている曲順と、実際に鳴る曲もズレてるような気がします。本当はどれが『ファンキー』のつもりなのか、いまだに判りません。


まあ、なんか珍しい筐体*3だし、普通のテトリスもできるし、サンプリングしたら面白そうだし、別に損したとは思ってません。


うちの嫁はアパレル関連の仕事をしていて、いつも私より帰りが遅いのですが、これを買って以来、嫁の帰宅時に「01.ボレロ」を鳴らしながら「おかえりダンス」で出迎えるようになりました。物凄く嫌がるので楽しい。

*1:「リズムが9」だから『リズQ』?

*2:トリップホップのことか?

*3:仮面ライダーギャレンみたいじゃない?