CHEETAH MS6

http://images.google.co.jp/images?q=cheetah+ms6&hl=ja&lr=&ie=UTF-8&filter=0

DCO搭載のアナログシンセモジュール。6音ポリ。発音数の許す範囲でマルチティンバー使用が出来ますが、音声出力はあくまでモノラル。本体にボリュームツマミすらないという、まことに男らしいシンセです。


元々、Macでの打ち込みに便利なGM音源でも買うベかと思って楽器屋めぐりをしていたのですが、どうも気に入るものがなかったのに加え、「こんなGMみたいな規格が普及したら、音楽の質も均一になってしまうのではないか」という懸念も生じてきて、陰鬱とした気持ちになっていたところに突如現れたのがこいつでした。

そのガレージメーカーくさい佇まい、膨大なエディットパラメータを持つ割にLEDしかついてない「面倒くさそうさ」、異様なまでにソリッドな出音にすっかりやられて、「GM音源を探していた」事も忘れてその場で購入してしまいました。



まあ、面倒くさそうだと思いつつ購入したわけですから、エディットが面倒くさい事に関しては文句を言うべきではないのですが、本当に面倒くさいです。microKORGもいい加減面倒ですが、あれはまだツマミがあるだけマシ。
結局私は、MS6のパラメータに対応したアナログシンセの絵を書いて、それを見ながらエディットしてました。



欠点としては、ツマミがないのでリアルタイムでフィルター弄ったり出来ないのと、ポルタメントがないことがあげられます。アナログシンセではあるけども、アナログのオイシイ部分は楽しめないという。

割と気に入って使っていたのですが、JX-3P、ESQ-1、JP-8080などを保有していて似たようなことが出来るのと、やはりボリュームくらいついてないと不便だな、と思ったため、ファンクラ大臣に譲りました。大臣は多分これ2台持ってるはず。



今これを書くにあたってネットを調べて見ましたが、エディタソフトあるんですね。当時知ってりゃもう少し使えたのに。