Roland JUNO-106

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みんなが大好きだったJUNOです。
シンプルなアナログシンセで、内蔵コーラスを掛けたストリングスなどは大変美しく、私も大好きでした。
発売当初の139000円という価格も、実に手を出しやすく、これがファーストシンセという人も当時たくさんいたはずです。
90年代に入ってから、テクノ方面での評価が高まり、いきなり中古相場が高騰したのですが、私はこれを利用しました。
リサイクルストアで15000円で売られていたJUNOを買い、ソフマップに65000円で売ったのです。売ったお金を元手にマック買いました。今で言うテンバイヤーですね。94年頃の話です。
こういう、何かの理由(卓球が良いって言ったとか)で評価が高まった機材は、町のリサイクル屋などでは捨て値で売られていることがあるので、逃したくないところです。
ちなみに、この数年後同じリサイクル屋でJUNO-106S(スピーカー付きモデル)を25000円ほどで購入し、同じソフマップに5万で売りました。


本当ならずっと所持していたいと思う、大好きなシンセなのですが、なぜかこれを買った後は極度の金欠に見舞われるというジンクスがあり、なかなか私の手元に残らないのです。だから私にとってのJUNOは、「足長おじさん」というか「足長オシレータ」というか。


JUNO-106によくある故障で、「鍵盤6つおきに音が鳴らない」というやつがあります。DCOが半端に壊れるとこの現象が起こるらしいので、中古品を買う人は注意してみると良いでしょう。