Roland SP-606
http://www.dtmm.co.jp/dtmmnews/200403/news200403316.shtml
D-BEAMが付いたり、USBを介してPC上の専用ソフトと連携できたりといった、売りの部分については伝わってきているのですが、SP-505ユーザーである私としてはいくつか気になる部分があり。
- モノサンプルのパン設定
505で最初にブッタまげた3点パン(L、C、Rのみ)は改善されているのか?
- ステレオサンプルの扱い
505では、ステレオサンプルからのチョップバンク、ピッチバンクへのアサインが不可でした。モノサンプルはモノサンプルで、上記のようなパン問題を抱えており、一体どうすればよいのか、という状況が良く発生しました。
- パターン、ソングからのリサンプル
505の売りだったリサンプル機能ですが、本体のシーケンスで鳴ってるものをリサンプルすることは出来ませんでした。
- 処理速度
505では、スマメ上のWAVファイルのインポート、波形編集画面の描画などが、かなり絶望的な速度でした。特にWAVインポートは、PCのアウトから505のインに繋いで直接サンプリングした方が1000倍は早かった気がします。あと処理中にプログレスバーが出ないのも腹立たしい。
上記のような問題がSP-606で改善されているのなら、なかなか興味深い製品だと思いますが、未改善のまま機能だけ追加したならば、まあMPC1000に勝てないでしょう。
昔からこの手の民生機って大好きなんで、頑張って欲しいとは思っております。